株式会社イーエルティ

PSPトレーニング概要

ソフトウェアエンジニアリング研究所(SEI)で開発されたPSPSM(Personal Software ProcessSM)を、講義とプログラム作成演習を通して習得するためのトレーニングです。

PSPトレーニングには、PSP I(エンジニアのためのPSP-計画立案)とPSP II(エンジニアのためのPSP-品質)がありますが、本トレーニングではPSP IおよびPSP IIの両方をご提供します。

実施に当たっては、事前に詳しく確認・調整が必要になります。詳細につきましては、メニュー「サポート・お問合せ・技術お問合せ」からお問い合せお願い致します。

トレーニングの目標

  • 個人用のチェックリストの作成と、個人レビューを習得することにより、コンパイル実施前の段階で、高品質なソフトウェアを開発できるようになる
  • 概念設計による見積もり方法を習得することにより、見積精度を向上させる
  • 個人毎の日程管理方法を習得することにより、精度の高い個人レベルの日程管理が実施できるようになる
  • 品質の向上、見積精度の向上、日程管理の精度向上により、計画した日程が守れるようになる

トレーニングの内容(サマリ)

10回の講義(約半日)と8本のプログラム作成演習および2つのレポート作成を行います。

コース日程 講義概要
PSP I第1日~第5日
  1. ・PSPとTSPSM(Team Software ProcessSM)の概要
    ・PSPの規模・工数・欠陥尺度について
  2. ・規模と開発工数の関係について
  3. ・規模測定の考え方について
    ・規模と開発時間の見積もり手法について
    ・標準偏差と予測区間について
  4. ・プロキシベースの見積もり手法について
    ・個人毎の日程管理(タスク計画・スケジュール計画)と獲得価値について
PSP II

第6日~第10日

  1. ・欠陥除去方法とレビュー方法について
  2. ・品質測定・品質管理指標について
  3. ・各種の設計手法について
  4. ・操作/機能/状態記述/論理記述テンプレートについて
    ・図を使った各種設計法について
  5. ・UMLとPSPについて
  6. ・状態マシンの設計と検証
    ・設計検証の必要性
  7. ・各種設計検証手法(実行表 他)
    ・TSPとは
  8. ・TSPプロジェクトでの作業について

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トレーニングの効果

本トレーニングの効果として、テスト欠陥密度の減少と生産性の向上が期待できます。

詳細は、下記URLに掲載されている、IPAのSECジャーナル118~125ページをご確認ください。

    http://www.ipa.go.jp/files/000024501.pdf

その他特記事項

以下のような事項について、事前の確認をさせて頂きます。詳しくは、「サポート・お問い合せ」メニューからお問い合せ下さい。

  1. 受講者の条件があります。(プログラミング経験があること、事前学習が出来る事他)
  2. トレーニング日程は、事前の調整が必要です。
  3. トレーニング実施場所について、教室(あるいは会議室)に加え、パソコン、プロジェクタ等事前準備が必要な設備・機材があります。
  4.  

PSP導入コンサルサービス

お客様の組織でのPSP導入をご支援するために、以下のようなコンサルサービスを用意しております。

  1. PSPトレーニング紹介
  2. PSPトレーニング評価
  3. 内部インストラクタを含めてトレーニング実施
  4. 内部インストラクタ育成
  5. PSPの業務適用支援